もくじ
バイオリン教室に通うことをご検討の方へ
バイオリンを買っても、つづかなかったらもったいないしな…
バイオリンなど、音楽系の習いごとには必ず楽器が必要になります。
そして、どれも決して安くはありません。
毎月のお月謝だけでなく楽器にかかる費用も含めて考えると、せっかく習っても思うように上達しなかったり、つづかなかったときを想定すると、バイオリンを習うことに二の足を踏まれる方もおられると思います。
そこで、こちらのページでは北九州市と久留米市にありますバイオリン教室の講師が、自身の経験に基づいて、つぎのようなことをお伝えいたします。
- バイオリンを楽しくつづけるコツ
- お月謝以外にかかる費用
- 最適なバイオリンの選び方 etc
楽しくつづけられる工夫が大切
どんな習いごとも「楽しい」ことが、上達および継続にもっとも大切だと言えます。
バイオリンが楽しければ、長く通いつづけることができます。
大人の方なら、ご自分がバイオリンを習いたくて教室に通われます。
それに対し、お子さんの場合は、親御さんの意向で通われることも少なくありません。
ですので、とりわけお子さんが通われる場合には、教室の先生と親御さんが協力して、お子さんにバイオリンが楽しいと感じさせてあげる工夫が必要です。
例えば、ささいなことであってもほめてあげることもバイオリンが楽しくなる工夫のひとつです。
そこで、当バイオリン教室ではレッスンに来た生徒に「よく来たね」と言ってほめてあげることもあります。
そうして、生徒との関係性を深めることからはじめています。
まずは心を開くことから
お子さんの中には、親御さんに連れられて知らない大人のいるところ(=教室)に来ちゃったといったケースもあります。
大人であっても、慣れない相手や場所に来れば落ち着かないですよね。
しかもそれが、自分が望んだわけではない場所に行くとなったらなおさらではないでしょうか。
だから、そのようなお子さんには、まずは先生に対して心を開いてもらうことからはじめる必要があります。
そして、先生のことが信頼できて、先生のことが好きなって、先生に会うのが楽しみなって、どこかおしゃべりに来ているような感覚を持つお子さんもいます。
この段階を経なければ、最適なレッスンを行うことができないと私たちは考えています。
ただ、すぐにこのような関係性にはなりづらいことも少なくありません。
ですので、レッスンを行いながら、ほめてあげながら関係性を深めています。
長所を伸ばす
レッスンでは「長所を伸ばす」ことを重視しています。
課題曲が弾けたときには「合格だよ!上手になったね!前回よりよくなってるよ!」と、きちんと認めて、伝えることを心がけています。
それによって、生徒本人も自分の長所に気づき、意識できるようになります。
そして“いい音色”や“いい演奏”が、認識できるようにもなります。
また、演奏でうまくできた部分や自分でよかったと思うことを発表してもらうようにもしています。
なぜなら、達成感が持てるとともに、自分で自分をほめられる心が育つからです。
それらはやがて、生徒の自信につながります。
このようなレッスン環境および関係性の構築が、バイオリンが楽しいと感じ、長く通いつづけるための“前提条件”と言っても過言ではありません。
月謝以外にかかる費用とは?
さて、ここからはバイオリンを習うにあたっての費用についてのお話です。
バイオリンを習うためには、最低限、以下が必要になります。
- 楽器
- 譜面台
- 楽譜
- 消音器
- チューナー
- メトロノーム
上記で、もっとも費用がかかるのはやはり「楽器代」です。
楽器代は、お子さんのバイオリンで6〜7万円(ケース、肩当て、弓、松やになども含む)、大人の方で30〜40万円(はじめての方向け)が相場です。
ちなみに、お子さんは成長に伴ってであったり、落としたり傷つけたりすることもあるため、どうしても買い替えが多くなります。
早いお子さんでは、1年で体が大きくなって買い換えることもあります。
また、バイオリンとひと口に言っても値段はピンキリです。
ですので、当バイオリン教室では私たちの信頼のおける楽器店さんから購入して取り寄せるようにしています。
そのため、生徒・保護者の方には「できるだけ買わないでください」とお願いしています。
なぜなら(誤解を恐れず申し上げると)、個人でバイオリンを買われると、その方がバイオリンについての知識があまいないことも多く、その結果、状態のよくないものを買わされてしまう場合があるからです(実は、ひそかに問題になっているんですね)。
また、有名な楽器店で買えばいいというものでもなく、信頼できる楽器屋さんから買うべきだと私は考えております。
それらを踏まえて、私たちの目から見ても質がよくて、お値段的にも高すぎないものを選定しています。
安いとかえって高くつくことも…
私のほうで発注をしている楽器店さんに関しては、バイオリンの状態をチェックしたうえでこちらに送ってくれています。
ですので、上記の価格帯のバイオリンを選んでおけば間違いがないという確信のもと発注をし、取り寄せております。
バイオリンの製作技術のみならず、使用している木の材質や保管状態などからバイオリンには個体差があります。
そして、状態をあまりチェックせずに販売している楽器店さんがあることも事実です。
状態のよくないものを買ってしまうと、修理代がかかることが少なくありません。
しかもそれは、1回修理すればいいわけでなく1年に1回大掛かりな修理をしないといけないケースもあったりします。
ちなみに「状態がよくない」の一例を挙げると“ニスの状態がよくない”、“音程が合わせにくい”といったことがあります。
とりわけ、ネットで1〜2万円で販売されているバイオリンなどは“とんでもないもの”が届くと耳にしたことがあります。
大事な部品がついていなかったり、右にないといけないパーツが左についていたりすることがあるそうなんですね。
いずれにしましても、上記でお示ししたバイオリンの価格というのはケースなどもそろっているものとしては、最低限の金額だとご理解いただければと思います。
目標を持つと、楽しさが変わる
バイオリンを習う環境が整えば、あとは練習あるのみです。
もちろん、練習は大変なこともあります。
だけど、弾けないものが弾けるようになるとバイオリンが楽しくなってくるものです。
バイオリンが楽しくなれば、レッスンの継続性は高まります。
そしてある程度、バイオリンが弾けるようになってきたら、発表会やコンクールに挑戦することも大切です。
そこで、当教室でも年1回を目安に発表会を開催しています。
また、コンクールに出場する生徒もいます。
いずれも、目標にチャレンジすることで一気に演奏力が高まります。
そして、聴衆を前に本番で演奏しきる経験は、生徒たちに大きな達成感と自信をもたらします。
その結果、バイオリンが楽しい・好きという気持ちも高まるんですね。
挑戦する楽しさ
また、目標ができるとそれまでのほんわかした楽しさから挑戦する楽しさに変わります。
事実、コンクールを受けると決めるまでの雰囲気と、受けると決めた後のレッスンに臨む雰囲気や演奏がガラッと変わる生徒も少なくありません。
本番に向けて“いい意味”でピリついてくるんですね(強調しますが“いい意味で”です)。
なぜなら、私たち講師も高度な演奏を求めるので、高度なレッスンになるからです。
しかしご理解いただきたいのは、私たちが高度な演奏を求めるのは生徒にその力があると信じているからです。
そして、生徒も期待に応えようとがんばってくれます。
すると、それが上達にも結びつきますし、演奏力が高まるほどにどんどん楽しく感じてきます。
しかもそのときは、生徒だけでなく講師・保護者も、その空間に居合せるみんなが楽しくなっているんです。
このような経験をした生徒たちは、バイオリンを通じて挑戦することが楽しくなってくるようです。
そして、私たちの実感としては挑戦を楽しむレベルになると生徒の満足度は非常に高いと思います。
バイオリンってなんか厳しそう?
ここまでご覧いただくと「バイオリンって厳しそうだな」とか「たくさん練習する時間が必要だな」と思われたかもしれません。
ご安心ください。
あくまで、バイオリンが好きなことが上達および長つづきするポイントです。
ですので、練習を強制したりはしていませんし、ムリのない範囲で練習すればいいと考えてます。
ちなみに、練習は長くすればいいわけではありません。
しかし、あまり目的意識を持たず、ただただ長い時間バイオリンを弾くことが練習だと思っている生徒が意外と多いように私たちは感じています。
そんなときには、こう言うんです。
「そんなにいっぱい練習したいの?私だったら、そんなに練習したくないけどね(笑)」
集中せず、イヤイヤ練習しても、うまくはなりません。
ですので「ムダな練習はしなくていいよ」と生徒には伝えています。
逆に、短時間でうまく弾けるようになる質の高い練習方法などを伝えるようにしています。
ちなみに、上達の土台とも言えるのが「バイオリンの基礎の習得」です。
バイオリンの基礎とは?
当教室が考える「バイオリンの基礎」とは、つぎの3つが正しくできている状態です。
- 立ち方および姿勢
- 左手:バイオリンの持ち方、指の形
- 右手:弓の弾き方、圧力のかけ方
基礎というのは一番大切で、それでいて一番難しいものだと私たちは考えています。
そのため、これらを継続的な練習によって着実に向上させるようレッスンを行なっています。
そして、基礎力のある生徒のほうが伸びる傾向があります。
さらには、基礎が身につくほどに演奏する音が着実に変わってきます。
短時間でうまく弾けるようになるためにも、基礎力の向上は欠かせません。
そして、私たち講師は、現在もプロのバイオリニストとして活動しております。
楽団にも所属しておりますので、たくさんのプロがどのような練習をしているかも知っています。
そういった練習方法を複数紹介しながら、生徒に合った練習を選んでもらうようにしています。
まずは体験レッスンをお試しください
最後に、バイオリンは決して安い楽器ではありませんし、実際に習うとなるとお月謝も必要になります。
そのため、教室に通われるかどうかを迷われる方もいらっしゃると思います。
そんな方は、まずは一度、体験レッスンをお試しになられてみてください。
そこで、バイオリンのレッスンがどんなものなのか?、つづけられそうか?、先生はどんな人か?などをご確認いただいたうえで、お決めになられてもよいかと思います。
バイオリンをお持ちでない方には、お貸しいたしますので手ぶらでお越しください。
一緒にバイオリンが奏でられますことを、楽しみにしております。
最後まで、ご覧くださいまして感謝いたします。
体験レッスンの概要は以下のとおりです
- 開講日時[北九州教室]:水曜・土曜以外の10:00〜22:00(※ただいま、火曜日の予約が取りやすくなっています)
- 久留米教室[北九州教室]:水曜・土曜 13:00〜22:00(※土曜日17時が空きました。一番人気の時間帯ですのでお早めにお申し込みください)
- 場所:北九州教室、久留米教室(下記地図参照)
- 費用:3,000円(税込)
- 申込方法:LINE・ホームページ・お電話から承っております
- 備考:予約制となります。なお、体験レッスン受講後、ご入会された方は体験レッスン受講料を初月のお月謝に充当させていただきます
※レッスン中などは、お電話に出られないことがございます。そのときは、留守番電話にお名前・ご連絡先等をメッセージにお残しくださいませ。後ほど、折り返しご連絡差し上げます。
藤松バイオリン教室へのアクセス
当バイオリン教室は、北九州市・久留米市にございます。
北九州八幡教室
所在地:北九州市八幡東区桃園2丁目
アクセス:西鉄バス「桃園」停留所下車、徒歩5分
久留米上津教室
所在地:久留米市上津1丁目
アクセス:西鉄バス「上津荒木」停留所下車、徒歩5分
※レッスン中などは、お電話に出られないことがございます。そのときは、留守番電話にお名前・ご連絡先等をメッセージにお残しくださいませ。後ほど、折り返しご連絡差し上げます。